2023年の振り返り

早いもので2023年も今日で終わりです。

ボーっとしていると今年何をしたのか全く思い出せないまま終わりそうなので,次年度につなげていくためにも簡単に振り返っておきたいと思います。


・金沢大学に異動しました

人文学部心理学科から教職課程に異動してきたこともあり,今までと毛色の違う授業も多く,ひたすら準備に追われている1年だったように思います。

また,石川県の保育事業等に関わらせていただき,園長先生や様々な勤続年数の保育教諭の方々など,多くの現場の先生方のお話を聞く機会に恵まれました。実践を見学したうえでベテラン研究者の方のアドバイスを間近で拝聴するような贅沢な経験も何度かさせていただきました。

今後のキャリアを考えたときに,今の段階でこうした経験を多数積ませていただけることは,本当に有意義でありがたいことだと噛みしめています。


・論文が8本公開されました

2023年に何本採択されたかは数えていませんが,Researchmapを見たところ,2023年公開の論文は8本のようです。現在in pressが3本あるので,来年公開される論文も既に確約されているのが安心ですね。

なお,現在投稿中の原稿が7本(2nd round以降のものが5本,蹴られまくってるのが2本)です。いずれも2024年中には何とか形にしたいものです。

それ以外にも,共著の原稿を2本書いています。遅々として進まず,共著者の方々にはご迷惑をおかけしていて本当にすみません。


・非常勤が3本打ち切りになります

京都の前任校から続けてきた非常勤が3本,2024年3月で打ち切りとなります。

非常勤の継続は毎年サイコロを振るようなもので,たまたまタイミングが重なっただけですが(毎年何かしらは打ち切られ,新しいのを引き受けたりしていますが),気が滅入りますね。

何かと入用なので,新しいお仕事を積極的に探していきたいです。


・民間財団での研究助成に3件落ちました

何をするにもお金がいるので,民間の研究助成にも積極的に応募していますが,今年は3打数0安打3凡退です。論文は,心折られずに修正→別の雑誌に再投稿を繰り返していけば,いつかは上がれるような精神力との戦いの双六ですが,一発勝負の研究助成は研究者としての地力が出るような気がしますね。まだまだ実力・努力不足です。

今のところ更に2件申請中,1件の申請を準備中ですが,場数を踏んで実力をつけていきたいです。


その他,同僚の先生方や事務職員さん方に様々ご迷惑をおかけし倒した1年でした。SNS等で大学教職員の嘆きを見ると,改めて周りの方々に恵まれている人生だと感じます。

また,就職してから「来年こそはインプットを増やすぞ…!」と思いつつ,積読が増え続けているのも何とかしないといけません。「時間が無い」は言い訳でしかありませんね。

自己採点で,30/100点といったところでしょうか。来年の振り返りではもう少しマシな成果が並ぶよう,頑張ります。

Shinnosuke Ikeda

金沢大学に所属している池田慎之介のウェブページです。 「気持ちがわかる」ことのメカニズムやその発達について研究しています。 ※このページは個人的なものであり,所属とは一切関係ありません。 ※2024/3/31 こちらのページは更新を停止し,https://sites.google.com/view/shinnosukeikeda/に移行します。

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